識別ポイントのサンプル写真です。
これは2羽ともに若い個体で、嘴の色はまだ淡く、暗いベージュ色をしています。
上の写真の2羽よりやや成長した個体で、だいぶ色が黒くなっています。
成鳥夏羽のくちばし。色は真っ黒で横シワがあるのが分かります。
成鳥になると、このように目の下に黄色斑が出ます。個体によって大きさや形が微妙に違うのが分かります。
左端は若い個体で、黄色斑がありません。
頭から首にかけて黄橙色の繁殖羽があるので成鳥だと思うのですが、目の下の黄色斑はありません。このような個体もたまにいます。
若い個体の目。ほぼ黒色です。
成鳥冬羽。ちょっとわかりにくいですが、赤い目をしています。
左端の若い個体は、初列風切から次列風切が羽軸から先端にかけて黒くなっています。
右の3羽は成鳥で、羽に黒い部分はありません。
ただ、中央の個体は風切羽の先端にわずかに黒い部分が残っています。
下の個体はまだ嘴の色も淡い若い個体ですが、上の個体はやや成長したもの。
羽の黒斑も成長につれ、縮小しています。