和名 クロツラヘラサギ
英名 Black-faced Spoonbill
学名 Platalea minor
体長 73cm
鳴き声
越冬地では殆ど鳴かないが、休息の時などに「ゴ〜、ガ〜」というサギ類に似た声を出す。
棲息地
干潟や沼沢地、水田などの湿地
繁殖地では無人島の断崖に営巣している
クロツラヘラサギは、その名の通りへらのような形をしたくちばしと黒い顔が特徴の大型の水鳥です。
繁殖期になると頭に冠羽が生え、首から胸にかけて美しい黄橙色に変わります(写真右の個体)。
エサを採るときは、平たいくちばしを左右に振る独特の採餌法で、浅瀬をひょいひょいと忙しく走り小魚やえびなどを食べます。
日本には冬鳥として渡来し、通常10月から5月にかけて見る事が出来ます。近年は春になっても繁殖地へ渡去せずに、日本で越夏する個体も見られるようになってきました。