2007年08月04日 福岡市人工島
死んだコアジサシのヒナたち
Nikon D2H
AF-S DX Nikkor 18-200/3.5-5.6G
雨風や飢え渇きなど、さまざまな原因でヒナは死んでいきます。
たくさん生まれたヒナたちが、淘汰されて元気な個体だけが生き残っていくのは、ある意味当然なので、こうして繁殖地にヒナの死体が転がっていること自体は、やむを得ないことです。
問題は、開発で繁殖地が消失したり、都会のゴミをえさにして数を増やしたカラスが、ヒナを執拗に襲ったりなど、人間が直接間接にコアジサシが数を減らす原因を作り出している場合でしょう。
2007.08.16記
誰に食われたのかは分かりませんが、ヒナというのは他の動物にとっては、単なる食料でしかないということですね。
きれいだから、かわいいからというのは人間の側の感情で、鳥や動物はそんなものとは別の次元で、食う食われるの生活をしているのだと感じます。